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このたびの東日本大震災にて、亡くなりになられた皆さまに深い哀悼の意をささげます。
被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

Apr 13, 2012

立山は命の源



ユーリ・バンダジェフスキー博士 記者会見より抜粋

このような状況では私は国、そしてそこで働く議員の
皆さんがしっかりとした事実を認識する必要があると
思っています。

私はチェルノブイリの事故の後、人々の健康を守ると
いう仕事の中でそれを感じました。

体内に入ると本当に危険な放射性物質、その放射性物質
というのは数1000人なのか、それとも数100万人なのか
多くの方々が影響を受けることになると思います。

今後も福島で原発が爆発したという事で、数多くの方が
放射性物質によって影響を受けております。

今の状況を皆様には客観的に評価していただきたいと思
います。

以前にソ連の政府の首脳、以後のソ連の政権についてい
る人たちの間違いを繰り返していただきたくないと思っ
ています。

チェルノブイリの原発事故の後、政治が取った対策によ
って実を言いますとこの地域では出生率よりも死亡率の
方が非常に多く上回っています。

どんどん特に若い人々が重い病気によって死んでいって
いる状況があります。

自分たちで情報を隠しているんです。
もしも情報を隠し続ければ、数10年後には日本人という
国民が本当にわずかになってしまう。

この悲劇を小さな事故だと思ってはいけません。
安心したいのは分かります。でも厳しいんです。

大きな問題は、日本がその放射性核種を今はビジネスの
ことを考える必要はないと思います。

日本の国民を救うこと。

非常に大きな汚染です。高い汚染です。

多分放射性核種は人々の体内にもう入り込んでいるんで
はないでしょうか。

結局、私達が経験したことをもう一度みなさん方が繰り
返そうとしているように思えるんです。

今やらなければそういう事が起きてしまいます。

日本の場合人口密度が高いですから、密度が高い分多く
の人がこれで被害を受けるわけです。

結局、津波の後のがれきが散乱しています。
これは放射性物質の源でもあります。

放射性物質の汚染源を早く排除しなければなりません。
がれきを日本全国にばらまく必要はないわけです。

このような黙っているという政策が、昔独裁政権であった
ソ連の共産党政権で行われたなら分かりますけど、21世紀
の日本でもそういう事が行われる事が理解できません。

人々の健康を守るというこの対策については、国が役割を
果たすべきです。
今起こっている事に対して、しっかりと責任を果たし、
そして人々の健康を守っていくことが政治の責任です。

みなさんこの復興と戦うためにお手伝いして下さい。

私は医者なので、このような状況に対して目をつぶること
はできません。医者としての自分の責任を果たします。


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